福岡県アンビシャス外国留学奨学金事業について。奨学生として渡米していました。
留学したい!
そこで、大きな障壁になっているのは、"お金"の問題だと思います。
私自身、アメリカのデンバー大学(私立)に進学していた頃は、年間に660万円ほどの学費と生活費を払っていました。
もう一度言います。
660万円です。
まず、高校生が卒業後自分の力だけでは到底払える額ではないと思います。
裕福な家庭では決して安くはない金額だと思います。
私の家は、父が高校生の時に病で他界し、母子家庭だったため、実際問題、日本の大学にすら進学が危うい状況でした。
その時に、留学を諦めかけていたころ、私は、福岡県のアンビシャス奨学金というものに出会いました。
福岡県出身の方しか受けれない奨学金ではありますが、本当にこちらの奨学金に助けられました。
簡単に説明すると、海外であれば、どこの大学でもいいよ。そこで最大年間200万円
の奨学金(給付。返済不要)が貰えるとのことです。
このときに僕は、これしかない!と思って応募しました。
なんとか5人の候補に合格し、僕は3年間アメリカの大学で政治学を勉強する事が出来ました。
正直、卒業はしたかったのですが、台湾の大学に本当に行きたかったので、僕はアメリカの大学を退学という決断をしました。本当にこの3年間600万円の支援は本当に助かりました。
福岡在住で海外の大学を検討されている方は、ぜひ、挑戦して欲しいと思います。
米国の大学退学しました。台湾の大学に行くことになりました。
こんにちは。Shigeki Nakayamaです。
2015年4月5日。僕はアメリカのデンバー大学を退学しました。
6月1日より、台湾大学文学院の中国語専科コースにて正規留学をすることになりました。
は?????????????
と思われている方も多いと思います。
実は自分でも
は?????????????
と思っていました。
辞めた主な理由はお恥ずかしい話ながら学費の高騰に耐えられなかった。(円安の為)
という理由と
やりたい事が台湾で見つかった。(1年間悩んだ結果)
でした。
大きな選択をした事に責任を持ってこれから頑張っていこうと思います。
これからはアメリカでの留学生活ではなく台湾での留学生活の記録を更新していこうと思います。
【映画】言の葉の庭を鑑賞して感じたこと。淡い青春。叶わない恋。
タイトル: 言の葉の庭
監督: 新海 誠
音楽: 天門 / 秦基博 (Ending Song/ rain )
公開日: 2007年3月3日
まずは、このYoutubeの予告編を御覧ください。
"秒速5センチメートル"を鑑賞して以来、
とても好きになった、新海 誠のアニメ映画。
いつかこの映画も観たいと思っていて、
コロラド州の寒い風を感じながら、深夜3時から鑑賞していました。
最後のシーンで号泣。すごく切ない。淡い。恋の物語。
文章にするとすごくチープな感じがするけど、こういう感じです。
主人公の男子学生は、雨の日の1限目をサボり、新宿御苑に行き、靴の設計図を描く。
そこで謎のお姉さんと出会う。彼女は座って、ビールを飲み、大量のチョコレートを食べている。そこから物語は始まる。それ以来、雨の日だけそこで二人は会うようになる。
主人公の男の子は雨にならないかいつも願う。理由は簡単でお姉さんに会いたいから。
正直、女性の方は、就職はしたものの仕事へ行くのが嫌になったOLかな?と思っていたところ
衝撃の事実が。。。
本当に好きなことを突き詰めていくことの大切さを学んだ気がします。
"孤悲"のものがたり。
Twitter: Shigeki Nakayama (@KnightHolly) | Twitter
Facebook: Shigeki Nakayama | Facebook
Youtube: Shigeki Nakayama - YouTube
【書評】喜嶋先生の静かな世界 / 森博嗣を読んで思ったこと
大学院のこと。そして、研究のことが細かく描写されている森博嗣の自伝的小説とも言える作品。
あらすじ
"文字を読むことが不得意で、勉強が大嫌いだった僕。大学4年生のとき卒論のために配属された喜嶋研究室での出会いが、僕のその後の人生を大きく変えていく。寝食を忘れるほど没頭した研究、初めての恋、珠玉の喜嶋語録の数々。学問の深遠さと研究の純粋さを描いて、読む者に深く静かな感動を呼ぶ自伝的小説。"
喜嶋先生の静かな世界 The Silent World of Dr.Kishima (講談社文庫)
- 著者森博嗣
- 出版日2013/10/16
- 商品ランキング4,728位
- Kindle版208ページ
- 出版社講談社
この作品は今の大学生にすごく読んで欲しい作品です。
主人公は大学4年生の橋場君。(森博嗣本人?なのかも) 彼はやりたい学問を研究したいと喜嶋研に入ります。そこでの生活と研究を通しての成長が、奇麗に描写されています。
多くの同級生は学部を卒業して就職。修士までは共に進む仲間もいたが博士課程には行かなかった。そして、卒論を手伝ってくれていた大学院の先輩の、突然のアメリカへの留学。その後、その先輩は現地の方と結婚。その先輩が日本に帰って来ることはなかった。様々な人間の波瀾万丈な人生が奇麗に描かれています。
喜嶋先生の頭の良さ。そして、偉大な研究者だということを随所で感じさせてくれます。そして、彼の研究室の弟子として、橋場君が真面目に研究に没頭する姿が美しく感じることが出来ます。
ずっと、空なんか見なかった。自分のこと、研究のことで頭がいっぱいだった。(373)
歳を取ってきた頃の橋場君のフレーズはとてもインパクトがありました。大学4年生からひたすら研究を続けて来たことの楽しさと苦しさを感じました。そして、ふと立ち止まったときに、自分の中で何か考えることがあったようにも感じました。それは自分の人生の意義とは何だったのかということでもあると思います。
私自身、中学生の時までは科学者になりたいという夢があったので、純粋に研究をするということの楽しさを味わえることに多少の羨ましさを感じずにはいれませんでした。
このまま味わえなくなるのではないかと恐怖を感じていたこともありました。しかし、この本を読んで学問の楽しさを再確認出来た気がします。
学問には王道しかない。それは、考えれば考えるほど、人間の美しい生き方を言い表していると思う。美しいというのは、そういう姿勢を示す言葉だ。考えるだけで涙が出るほど、身震いするほど、ただただ美しい。悲しいのでもなく、楽しいのでもなく、純粋に美しいものだと感じる。そんな道が王道なのだ。(211)
とても美しいこの本を読み、自分の人生に少しでもいかしていきたいと心に決めました。
人生の方向を変えてくれるきっかけになった本であることは保証します。
アメリカの大学の食生活。ミールプランは学校の資金源では?
1. ミールプランについて
デンバー大学(主にアメリカの大学)では、新入生である1年生、2年生はミールプランというものの購入が義務づけられています。このプランは1クォーター(3ヶ月)で527ドル~1462ドルの食券プランです。(学校の中にある食堂で使うことが出来ます)
デンバー大学には以下のようなプランがあります。
(翻訳)
$1462 制限無し: カフェテリア食べ放題+100ドルクーポン+10名までのゲスト。
$1462 125回: 125回 +225ドル
$1394 100回: 100回 +200ドルクーポン
$1326 75回: 75回 +200ドルクーポン
$527 50回: 50回 +175ドルクーポン (3年生と4年生のみ)
クーポンは主に大学内の生協で飲み物やお菓子等が買えます。(教科書は購入出来ません)
一年目は制限なしのプランを食べていました。(キッチンが寮になかったため)
ちなみに寮のカフェテリアはこんな感じです。
【留学食事情#1】 アメリカの大学の食堂について!日本食は....!? - YouTube
そして、2年目からはキッチンがある寮に移ったので自炊生活出来る!と思っていたのですが、ここで落とし穴が。
1年目、2年目の学生はミールプランを購入しなければならない。
そして、制限無しと75回の値段差がなんとたったの、136ドル。。。
本当に辛かったです。キッチンがあるのに、寮のあまり美味しくないご飯を強制的に食べさせられることに。
現在、3年目の一学期目は50回プランを利用しましたが、現在では完全自炊をしています。一ヶ月に大体150ドルの食費にあてているので、3ヶ月で450ドルの食費となります。
何と、その値段は1年目の1/3です。
本当にこのミールプランという制度は学校の大きな資金源になっていると思います。
2. 魚が少ない (コロラド州は内陸部)
コロラド州はアメリカの中西部に位置します。
なので、海鮮が新鮮ではありません。
海と川に面した町で幼少期から過ごしていたため、本当にこれは大問題です。
もちろん、高級な寿司屋などへ行けば美味しい魚を食べることが出来ますが、スーパーや学食レベルではそのような魚があることはほぼあり得ません。
ポートランドやシアトルで食べた海鮮は美味しかったので、留学の際は、その土地柄をしっかり調べることも大事です。
3. マカロニチーズはアメリカでの定番食
アメリカではこの食べ物が大人気です。
その名もマカロニチーズ。
栄養素はよく分からないのですが、基本的にコレを多く食べている人は肥満体型の方が多い印象です。
結論: アメリカに来て生活をされる方は食の問題は留学生活を左右すると思います。日本食が本当に繊細な料理だということも身にしみました。そのおかげで日本食を自炊するのが上手になったのもアメリカに来て得た能力の一つです。
先週作ったお好み焼き。
豚キムチ。
【書評】「リスクに背を向ける日本人」を読んで思ったこと
4ヶ月ぶりの投稿となりました。元気にしています。Shigekiです。
毎日、Youtubeにはビデオブログを投稿出来ているのですが、ブログの方の存在をすっかりと忘れていました。(ビデオブログもぜひご覧ください!)
三日坊主の性格なので、何か新しい発見があれば、ブログを書くというペースで頑張っていきたいと思います。
______________________________________________________________________
さて、最近、僕が最近やっていることは「読書」です。休みの日には一日中、読書をしていることもよくあります。日本から100冊の本を持って来たので、2015年は100冊読む!と意気込んで頑張っています。(15/100) 今の所は良いペースです。
今日は読んで面白かった本のご紹介をしたいと思います。
「リスクに背を向ける日本人」山岸俊男 メアリー•C•ブリントン です。
Amazon.co.jp: リスクに背を向ける日本人 (講談社現代新書): 山岸 俊男, メアリー C・ブリントン: 本
個人的にはあまり新書は読まないのですが、気になるタイトルだったので、一時帰国した際に博多の紀伊国屋で買って来ました。実際に語られていることは、今日の日本の社会、経済、就職活動、英語力、国際化社会への対応、いじめ問題、少子化問題、空気を読む文化など、色々な分野の話が深く掘り下げられていてすごく面白かったです。
先ほど読み終わったのですが、面白いなと思った点を二つご紹介したいと思います。
1. アメリカはトライアル&エラー。日本は、一度レールを外れると社会復帰しにくい。
これは特に日本人の就職活動や再就職の際に見られる現象だと本書は述べています。
新卒採用にこだわる日本の企業に対し、アメリカの企業は実際の能力で採用を決めるという実力主義の採用方法です。その際に、アメリカは新卒の方と中途採用の方の区別は表面的にはしないと本書は述べており、日本は独特な新卒至上主義の就職活動を実施しているということに気がつきました。これから、グローバル化がすすみ、海外の就活生ともに就職活動を戦っていかなければならないので、一つでも多くの能力を今のうちにつけていきたいと実感しました。
そのこともあって、帰国後の目標は英検1級と国連英検A級の取得に設定しました。
2. 解決するには言葉が大切ということ。
日本ではマタニティマークと呼ばれるこのようなバッチがあります。
公共の交通機関などで、このようなマークを見ると、マークを付けている人に席を譲ることを促すという効果があります。妊娠初期の方は外見では判断出来ないので、このバッチ自体はすごく良い試みだと思います。しかし、逆にいうと、言葉にしないで相手に伝えるという日本独特の奥ゆかしい文化の現れだとも思います。
アメリカの場合、言葉にして自分の状況を表現しなければ相手には伝わらないという対照的な文化があります。実際に自分の主張を通さないと、自分が何をしたいのかが分かりません。WHAT DO YOU WANT TO DO? とよくグループワークなどで言われることがあるので、これからはしっかりと自分の意見を主張していこうと思いました。
この本は対話形式でとても読みやすいので、ぜひ、日本の社会とアメリカの社会を比較されたい方にはすごくおすすめの1冊です。
はてなブログ始めました。Youtube Creator Shigeki Nakayamaです。
Shigeki Nakayama - YouTube
こんにちは。Shigeki Nakayamaです。
以前は、WordPressで遊学LIFEというブログを書いていましたが、続かなかった三日坊主です。
遊学LIFE | I am a dreamer, but it's ok. BECAUSE this is my LIFE.
友達の勧めではてなブログを始めてみることにしました。
デンバー大学に通う20歳男子大学生 Shigeki Nakayamaによるブログです。
Youtubeビデオブログも並行してやっているので、もしよかったら、遊びに来てください! (最近、チャンネル登録者が1000人を越えました!)
今日の所は報告までに
Shigeki Nakayama
Twitter: Shigeki Nakayama (@KnightHolly) | Twitter
Facebook: Shigeki K Nakayama | Facebook
Youtube: Shigeki Nakayama - YouTube